※本記事の内容は、AirPods Pro（第1世代）に関するものです。2022年9月以降、AirPods Pro（第2世代）が発売されていますが、本記事は第2世代に関する内容ではありません。
最新モデル（第2世代）を含む型番の違い、性能の違いなどを知りたい方は、以下の記事をご覧ください！
以下、AirPods Pro（第1世代）に関する内容です。
AirPods Proの購入を考えている方は、「MLWK3J/A」と「MWP22J/A」という2つの型番が存在することに気づきましたでしょうか？実はAirPods Proのなかでも、型番が違う商品があるのです。
2021年10月にAirPods Proの新型が発売されました。新型といっても、「AirPods Pro2」などではなく、従来のものから少しリニューアルされたという程度です。
そして2019年10月に発売開始され、広く普及したのが「MWP22J/A」という型番のAirPods Proとなっています。
新型の「MLWK3J/A」の登場後、Apple公式サイトなどからはひっそりと旧型「MWP22J/A」は姿を消しました。
しかしながら、実は新型と旧型で機能面にあまり差はなく、旧型のほうが安く手に入れることができるのです。そこで、この記事では、AirPods Proの新型・旧型の違いは何かについて解説していきます。
AirPods Proの新型と旧型の違いは充電方法
2021年10月に「AirPods」の第3世代が発売され、それと同時に「AirPods Pro」もリニューアルされました。
ちなみに、「AirPods」と「AirPods Pro」の違いは、シリコン製のイヤーチップが付いているかどうかが大きなポイントです。イヤーチップを耳穴にすぽっと装着するのが「AirPods Pro」となります。
「AirPods」がワイヤレスになったことは大きく取り上げられたのですが、「AirPods Pro」がどう変わったのかは大して注目されていません。
…ProだのProじゃないのと、少しややこしい話になってしまいました。ここから、「AirPods Pro」だけの話に戻します。
もともと2019年から発売され続けていた旧型「MWP22J/A」と、2021年10月に発売開始された新型「MLWK3J/A」の違いは、充電方法です。
新型は、「MagSafe充電」に対応していて、充電ケースをMagSafe対応充電器にピタッと取り付けるだけで、充電できるようになりました。さらに、MagSafe充電をすることで、追加充電が可能になるんだとか。複数回充電を繰り返すことで、24時間以上の再生も可能になるようです。
ただ、24時間イヤホンを付けている状況はほぼないかと思います。私自身、旧型のAirPods Proを使っていますが、4〜5時間は連続で使えるため、「いつもいつも充電がなくなってめんどくさい！」なんて思いはしていません。
もしかしたら他の性能面も向上している可能性はありますが、Appleが情報を積極的に出していないということは、特に変わっていないのかもしれませんね。
つまり、AirPods Proの新型・旧型は、ケースがMagSafe充電に対応しているかどうかの違いのみと言えます。なので、そもそも新型・旧型と分けるほど大差はなく、情報を伝えるうえでのわかりやすさのために、この記事では新型・旧型と分けているだけです。
旧型の充電方式は、ケースに充電ケーブルを挿すというごくごく一般的なタイプで、MagSafe充電にこだわりを持つ方以外は、特に不便を感じることはないと思います。
価格は旧型のほうが1,300円程度安い！
機能面では、充電方式以外に大きな差はないと言える新旧のAirPods Pro。実は価格面で差があるのです。
新型の「MLWK3J/A」は楽天市場で、30,199円（税込）という商品がありました。
一方で、旧型「MWP22J/A」は楽天市場で、28,899円（税込）となっています。
2023年1月現在、すでにApple公式サイトではAirPods Pro（第2世代）の取り扱いのみで、第1世代の「MLWK3J/A」と「MWP22J/A」はどちらも取り扱いがないようでした。なので、楽天市場の商品も、そのうち供給がなくなってしまうかもしれないためご注意ください。
「MagSafe充電がしたい」「長時間再生に対応したモデルがいい」というこだわりがある場合を除けば、旧型を選ぶほうがお買い物上手かもしれませんね。
（ちなみに、AirPods Pro（第2世代）は、Apple公式サイトで39,800円（税込）で販売されています。グッと値上がりした印象ですね。。）
▼MagSafe充電はできませんが、それ以外の機能は新型と同等で、価格が安い旧型「MWP22J/A」はこちら。 一点注意があり、2020年10月より前に製造されたごく一部の製品には、不具合が発生しているようなのでお気をつけください。（不具合がある場合は、Appleによる無償修理サービスがあるとのこと）
▼MagSafe充電に対応している新型「MLWK3J/A」はこちら。なかには「ワイヤレス充電対応」と書いてあるものの、中身は旧型の「MWP22J/A」であるなど、紛らわしい商品も存在するためご注意ください。以下のショップは「MLWK3J/A」という型番がしっかりと記載されています。
まとめ
AirPods Pro（第1世代）には、2021年発売の新型「MLWK3J/A」と、2019年発売の旧型「MWP22J/A」があります。
新型と旧型の違いは、MagSafe充電ができるかどうかで、旧型のほうが1,300円程度安く販売されているのです。
新しい機能を取るか、価格を取るか。本記事の情報が、ぜひ検討の参考になれば幸いです。
※本記事内の価格はすべて、2023年1月時点のものです。
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