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AirPodsにAppleCare+は必要?ユーザーとしての経験をもとに解説

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AirPods・AirPods Pro・AirPods Max(以下まとめてAirPods)を購入する際に、「AppleCare+」に加入するかどうかで悩む方も多いことと思います。

「そりゃ入っておいたほうがいいんだろうけど、さらに値段が高くなるし…」ということで、なるべくならAppleCare+に入らないで済ませたいですよね。「だけど、やっぱり入っておくべくだったなんて後悔もしたくないし…」という葛藤もあると思います。

私個人の意見としては、AirPods購入時にはAppleCare+への加入は必要ないと考えます。その理由を以下に解説していきます。

AirPodsにおけるAppleCare+の保証・サポート内容

AirPods用には、「AppleCare+ for Headphones」というAppleCare製品があります。

通常、新品のAirPodsを購入した場合には、「1年間の製品保証」と「90日間の無償テクニカルサポート」が勝手に付いています。

この製品保証とサポートの具体例として、バッテリーの持ちがMAX80%未満になったときには、無償でバッテリー交換をしてもらえます。あとは、AirPodsの使い方でわからないことがあれば、専任スペシャリストに電話で質問できます。

AppleCare+に加入した場合には、同じ保証とサポートが2年間に延長されます。

また、AppleCare+の加入者であれば、AirPodsを誤って壊してしまった場合に、1回につき3,700円(税込)を払えば、何度でも修理してもらえます。

そして、エクスプレス交換サービスなるものを利用できます。修理に出している間の代替機を貸し出してくれるサービスです。

AirPodsにAppleCare+を付ければ、このような保証とサポートを受けられるわけです。

AppleCare+ for Headphonesの値段

AirPodsまたはAirPods Proであれば、4,600円(税込)でAppleCare+ for Headphonesに加入できます。AirPods Maxの場合は、7,800円(税込)となります。AirPodsの本体価格にこの料金がプラスされます。

AppleCare+ for Headphonesに加入するには、購入と同時に加入する、もしくは製品購入日から30日以内であればオンライン・Apple Store・電話などから加入することも可能です。

30日を過ぎてからやっぱり入りたい!はできません。また、稀に製品保証が開始されているAirPodsが売られていることもあるので注意が必要です。まともなショップで買えばそんなトラブルは起こりませんし、万が一の場合もすぐ対処してもらえます。

AppleCare+未加入で困った経験談

さて、私自身2018年からAirPodsを使い続けていますが、AppleCare+未加入で困った経験はありません。

まず製品保証についてですが、新品なら1年間の製品保証が必ずついてくるので、最低限の安心があります。といっても、1年間で何もトラブルが起こらなかったので、製品保証は一切使わずに終わりました。

また、90日間の無償テクニカルサポートについては、AirPodsに関していえば、専任スペシャリストに質問しないと困るような場面は何もないと思います。Appleの公式サイトで機能を調べれば、それで十分です。

想定されるApplecare+活用法

Applecare+に入っておく一番のメリットは、無償でバッテリー交換ができることだと思います。だいたい1.5年〜2年くらいでバッテリーの劣化がみられるので、「なんだかバッテリー持ちが悪いな」と感じたら、AppleCare+の保証期間内にバッテリー交換を頼むと良いでしょう。

ちなみに、バッテリーの持ちが「MAX80%未満」になった場合に無償でバッテリー交換をしてもらえますが、この80%という数字はユーザーはどこからも確認できません。修理として先方に渡して、AirPodsを検査してもらわないとバッテリーの劣化具合はわからないです。バッテリーの容量によっては、バッテリー交換されずに戻ってくるかもしれません。

もしAppleCare+に入っていない人が保証期間外(購入から1年以上経過)の時期にバッテリー交換を依頼する場合、ビックカメラだとAirPods片方で7,900 円(税込)かかります。両耳のAirPodsのバッテリーを交換したい場合には、15,800円(税込)となるので結構な出費ですね。

ただし、もっと安く修理してくれるサービスもあるようです。でもかなり時間がかかりそうですね。

https://www.nikkan.co.jp/releases/view/121892

そのほか、AppleCare+に加入していれば、AirPodsが損傷したときに、1回3,700円(税込)で何度でも修理してもらえます。AppleCare+にお金を払って加入してるのに、さらにお金取るんかいって感じですけど。

まあ最新のAirPods Proは39,800円(税込)、AirPods Maxは84,800円(税込)もしますので、それが買い替えをせずに3,700円で直ると考えれば良いですね。

いずれにしても、AppleCare+の製品保証は2年間ですので、それ以降はすべて有償となる点は理解しておきましょう。

結論

AirPods購入者がAppleCare+に入るメリットは、製品保証が1年→2年に延長されること、安価で修理してもらえること、そしてエクスプレス交換サービスを利用できることです。

だいたい1.5年〜2年くらいでバッテリーの劣化がみられるので、AppleCare+に入っておけばちょうど良いタイミングで無償でバッテリー交換してもらえるでしょう。

AirPods購入時に資金的な余裕がある方は、AppleCare+に加入するのが良いと思います。本当に生命保険と一緒で、何が起きるかわからないから一応入っておけば安心だろうって感じです。

その一方で、個人的にはAppleCare+未加入で何も問題なかったので、AppleCare+は絶対入るべきとは思いません。毎日毎日AirPodsを使って3年半が経ちますが、故障もありませんし、バッテリー交換しなくても問題なく動いています。