2021年1月に10都府県にて発令された緊急事態宣言。さらに2021年4月以降には緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が各地で発令されています。これに伴い政府は「中小法人・個人事業主のための一時支援金」および「中小法人・個人事業主のための月次支援金」なるものを支給するとしています。
ただ残念ながら、給付対象に私のようなフリーランスのライターは含まれないようです。。
中小法人・個人事業主のための一時支援金とは?
まず「中小法人・個人事業主のための一時支援金」について説明します。
2021年1月〜3月の売上が、2020年または2019年の同月よりもたくさん下がっていれば、何やら個人事業主ならMAX30万円の支給があるようです。ただ、計算するまでもなく、そもそも給付対象が厳しく設定されています。
一時支援金特設サイトには「緊急事態宣言に伴う飲食店の時短営業または外出自粛等の影響を受けていること」とあります。飲食店と直接・間接の取引がない場合は、緊急事態宣言の発令地域で不要不急の外出・移動の自粛によって直接的な影響を受け、売上が減少している場合も給付対象になるようです。
わかりにくいのですが、以下、特設サイトのリーフレットの給付対象という図を見るともう少しだけ理解しやすいと思います。
つまりは何かしら飲食店と関係している事業者、もしくは、旅館・土産屋・観光施設・タクシー運転手など人が来ないことで売上に影響を受けた事業者が対象となるようです。
▼一時支援金特設サイト
▼概要資料(リーフレット)
一時支援金と少しだけ違う「月次支援金」とは?
一時支援金と似たもので、月次支援金なるものも発表されました。
これは2021年4月以降に発令されている緊急事態措置やまん延防止等重点措置によって、売上に影響を受けている中小法人と個人事業者への支援金です。
あーだこーだと概要が書かれていますが、上記一時支援金とだいたい一緒です。違いは、こちらはひと月ごとに申請ができるみたいですが、そもそも対象に入っていなければ関係ないですね。。
▼月次支援金特設サイト
「飲食店に関連する事業者」「人が外出しないから売上が下がったと言える事業者」以外は関係ナシ
今回調べて見た結果、家でライティングしているような私には一切関係ない支援金でした。支援金をちょこちょことチェックすることはとても大事ですが、自身の事業と関係ないものはどう頑張ってもお金はもらえません。
支援金をあてにするよりも、自分でどうにか安定してお金を生み出せるよう仕事を頑張った方が建設的ですね。それでも地方公共団体ごとに支援金や融資もあったりするので、ご自身の地域で何か役に立つ支援策がないか調べてみてはいかがでしょうか。
※上記は2021年5月7日時点の情報です。